埋伏歯症例

2018年1月17日 (水)

<埋伏歯とCT撮影について>

おはようございます! 秋葉区でも、インフルエンザが出始めたと、昨晩のPTAで話題になっていました

うがい、手洗い、ぐっすり睡眠でなんとか乗り切っていきましょ~~!

今年は、近年増加している埋伏歯症例についてお話したいと思います。なぜ、CT撮影が大切なのかもご紹介します!

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上のレントゲン写真は、皆さんご覧になったことがよくあると思いますが、パノラマレントゲン写真といって、2次元的にお口の中の状態を確認できます。

レントゲン画像は左右反転していますから、むかって右側が左になります。

右上の犬歯(前から3番目の歯)が、2番目の前歯の方向に進んでいるのがわかるでしょうか?

でも、この状態だど、この犬歯が内側にあるのか?外側にあるのかまではわかりませんね。

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上の画像がCT撮影画像です。この画像を回転させて、下からみてみると・・・

Img_8032


右側の犬歯が、上顎の内側を向いていて、ちょうど2番目の歯の根元に歯の先が位置していること。そして、専門的な目でみると、のう胞化しているということがわかりました。(今回ご紹介した画像以外に、何十枚もの断層画像でのう胞化の状態については診断していきます。)

乳歯の抜歯をして、永久歯の萌出方向が変わってくれる場合もありますが、そうならない場合もあります。

経過観察に該当しない場合は、今回ご紹介した症例のように、自然な永久歯の萌出が期待できない場合になります。

口腔外科の先生と相談して、どのベクトルで歯を正しい方向に導いていくのか、どの部分の歯肉にアプローチするのかを検討してからの治療が必要になります。

                                       

今日は雨降りですね(´・ω・`)しかし!暖かいコーヒーでも飲めば、ちょっと楽しい気分になるかも?今日も良い日になりますように

それではまた(^^)/

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