ブラックトライアングル
ブラックトライアングルというのは、歯と歯の間の三角形の空隙のことをさします。
診断時のシミュレーションでもお話しますが、歯の形によってはこの写真のようにブラックトライアングルができる場合もあります。
その場合は、レントゲン写真で歯の根っこの位置を確認してから、ブラックトライアングル(上の写真では真ん中の三角形)が小さくなるように歯の形態を修正するのです🐱
歯の形を修正するのは慎重に行う必要があります。骨の中で根っこ同士がぶつからないように・・・。
ブラックトライアングルというのは、歯と歯の間の三角形の空隙のことをさします。
診断時のシミュレーションでもお話しますが、歯の形によってはこの写真のようにブラックトライアングルができる場合もあります。
その場合は、レントゲン写真で歯の根っこの位置を確認してから、ブラックトライアングル(上の写真では真ん中の三角形)が小さくなるように歯の形態を修正するのです🐱
歯の形を修正するのは慎重に行う必要があります。骨の中で根っこ同士がぶつからないように・・・。
矯正治療は、より健康になるための治療です。長い人生、自分の歯でしっかり食べ物をおいしく食べるためには、奥歯のかみ合わせがとっても!大事です。
7番目の歯が左右両側でかみ合っていないと、その分6歳臼歯(第一大臼歯)にかかるかみ合わせの負担が大きくなります。前歯だけではなく、奥歯のかみ合わせが大事なのです。
アイテロ5DとCTを導入し、当院では治療計画の立案の際にはデジタルセットアップを行っています。デジタルセットアップを行う際には、CT画像を様々な角度から分析して、歯の移動量を決めます。
読影する角度、枚数は症例によって異なります。今回は、かみ合っていない7番目の歯をすぐに移動させた場合、骨の中の親知らずにぶつかって、歯の根っこを傷つける恐れがあることがわかりました。
診断の時には、下のようなわかりやすい画像で説明します🔍
親知らずは、すぐには抜歯しないこと・・・。専門的な話になりますが、最大の固定を行う必要がなく、少し6番目の歯を前方に移動させてから7番目をわずかに手前にひっぱりつつかみ合わせを治していくこと・・・。親知らずは、その過程で少し出てくることが予測されるため、その分抜歯が楽になる可能性もあること・・・。
わかりやすく説明するために、準備に時間もかけます。教育実習に行った患者さんが「授業をまとめるのって、大変だった・・・。」と言っていましたが、よくわかります(^^♪説明する、わかりやすく、楽しく聞いてもらうのって ・・・なかなか試行錯誤しますよね♪
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